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あなどれないキャッシュの怖さ

あなどれないキャッシュの怖さ

PCの処理速度はなぜあんなに早いのか・・・

「キャッシュとは何か。」 この説明は意外と難しい。聞いたことはあってもなかなか本質的な説明ができる人は少ないかもしれない。 というのも、キャッシュといっても色々な仕組みが存在し、多岐にわたる用途があるからである。簡単に説明しますと、PCのデータ処理スピードを速める仕組みである。普段インターネットで検索するとき、検索したデータはブラウザに一時的に保存している。それにより、ブラウザ内に保存されたデータは今後に検索された場合、webサーバーからデータが送信されるという工程を省けるため処理速度が上がる、という仕組みである。 またキャッシュには、1つのwebサーバーに通信量が集中しすぎることを回避するための仕組みも存在する。検索されやすいようなワード、多くの人が利用するデータを1つのwebサーバーで処理させるとその処理速度は遅くなる。そこで、処理速度の低速化を防ぐための分散処理を行わなければならない。それを可能にするために、元のwebサーバーとは違うサーバーにデータをキャッシュする。そのデータをキャッシュしたサーバーが近くの別のユーザーからの検索に対応することで処理速度を上げ、かつ回線が集中することを防いでいるのだ。 PCを使う上で最もストレスに感じる要因は、処理速度が遅いことである。このほんの数秒の時間がPCを使う人にとっては苦痛である。その要因をなくすための制度は必要不可欠なものだと言える。ただこれによりデメリットが存在するのも事実だ。

便利さの中に潜む罠

キャッシュとしてブラウザに保存されるということは検索のタイトルに出てしまうことでもある。これにより、風評被害にあたいする内容の書き込みが保存されてしまえば、その情報はブラウザに残り続けてしまうということになる。誹謗中傷が書かれた掲示板やブログを対策できてもその情報が保存されてしまえばタイトルの部分に残り続けてしまう。 結果的に検索された後にデータがヒットしてしまうので被害を受けた側からすればサイトが残っていることと変わらない。そんな「キャッシュに関する相談をどこにすればよいのかわからない。」こんな風に考え、困っている人は大勢いるのではないだろうか。キャッシュの対策は専門家へ相談してもらうことが手っ取り早い。最速で約数日でその悩みは解消できるからである。 企業様、個人様でネット上の風評被害にお困りでしたら、是非お問合せください。対策の対応などさせていただきます。

2016.08.29