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NAVERまとめの風評を対策したい場合の対処法

NAVERまとめの風評を対策したい場合の対処法

NAVERまとめは記事へのアクセス数に応じて、作成者に報酬金が支払われる仕組みになっているため、人々が関心を寄せるジャンルの記事に大量の投稿が行われています。そのため、風評被害となる記事の投稿がされやすいという特徴があります。今回はNAVERまとめの仕組みと、風評となる記事を対策したい場合の対処法をご紹介いたします。

NAVERまとめとは

「NEVERまとめ」は、韓国のLINE株式会社の子会社であるネイバーが運営するキュレーションサイトです。ユーザーが自由にテーマごとの「まとめ」を作成・投稿できる、というユーザー参加構築型のサービスが人気を博し、2009年のサービス開始からアクセスが増加し続けています。取り上げられるジャンルは多岐にわたり、現在ではさまざまな検索キーワードでの検索結果上位にNANERまとめの記事が表示されるようになっています。

NAVERまとめの対策依頼について

NAVERまとめのもうひとつの側面として、アクセス目的で事実を面白おかしく、ユーザーの興味を引く用に改変して投稿する作成者が存在することも事実です。あるいは、ネット上に存在する情報の真偽を確認せず、まとめ記事を作成してしまうという場合もあります。いずれにせよ、NEVERまとめに風評被害となる情報が存在する場合、非常に強い拡散力を持つことになります。NAVERまとめは対策依頼専用のフォーマットが存在しないため、問い合わせから個別に対策の依頼申請を行なう必要があります。登記事項証明書と印鑑証明書、申告者の氏名、住所、連絡先を要求されるため、必要な情報を揃えて返信します。プロバイダ責任制限法に対する手続きが必要であるため、即座に対策、というわけにはいきません。申請のやり取りや書類の準備には時間が掛かるため、辛抱強く対応する必要があります。

総合的な風評対策戦略が必要

ここで覚えておくべきポイントは、NAVERまとめに掲載された風評は、ネット上に存在する情報を「集めた」ものに過ぎないことです。つまり、まとめ記事の作成者が情報を入手した風評サイトや書き込みが存在する可能性ということ。そうなると、NEVERまとめの記事を対策するだけでは、根本的な解決には至りません。拡散したネガティブ情報の全体像の把握や、情報源となった書き込みがあるサイトへの対策申請などが必要だと言えるでしょう。 また、風評被害が拡散して「炎上」になっているなら、そもそもの事態鎮静化を優先すべき場合もあります。このような状態では、特定のまとめ記事を対策しても、別のユーザーが新たな風評となる記事を立ち上げる「いたちごっこ」になってしまうケースが多いからです。 さらに、インターネット上の不特定多数が注目している中で、記事対策のみで解決すようとするアクションは、さらに炎上を加速させる要因にもなりかねません。そういった視点からも、NEVERまとめに風評被害となるネガティブ情報を発見した場合は早期の段階で、対策を含めた総合的な風評対策戦略を展開できる専門業者への相談をおすすめします。

2017.02.07