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ネット炎上のプロセス~本編~

ネット炎上のプロセス~本編~

第2ステージ

前回『ネット炎上のプロセス~導入編~』( http://cyber-connect.info/service/sns/post-300/ ‎)では、「事件(着火)」「燃料(引火)」「観客(注目)」の3つが揃うことで炎上の第1ステージが成立するとお伝えしました。 さて今回はその続き、より深いところをお話していきます。 炎上の第1ステージが成立してしばらくすると、観客が急増してきます。なぜなら炎上事件はネット住民にとって、自ら参加することができる言わば【極上のエンタテインメント】であるから。 インターネットユーザーの特徴として、この炎上事件を見知りした観客はブ個人のログやSNS(Twitter、Facebook等)を使い拡散させようとします。 こうしてどんどん参加者が増えていき、『ネット炎上』の第2ステージ~祭化~が完成するわけです。 この頃には既に、2ちゃんねるのスレッドが100桁台になり、まとめサイトでも大きく取り上げられる段階です。

いよいよ最終ステージへ!

ネット炎上の最上級、第3ステージ~大炎上~ これを引き起こすには以下のような条件が必要です。 ■大量の燃料 炎を大きく燃やすには大量の燃料が必要となります。無論燃料が途切れてしまえば、炎は小さく縮小してしまいます。 ■観客が⇒当事者に! 嫉妬・憎悪の感情が渦巻く近年のネット社会。炎上事件を観客として見ていた側がそのような感情に襲われ、ついには当事者意識を持ち出すのです。このようにして観客は、オーディエンスとしての第三者の立場から⇒当事者・関係者へと変貌を遂げます。それによって起こる現象というのは、黙ってみていたはずの大勢が火種のつるしあげをするようになるのです! ここまでいくと、大手新聞社が取材をしに来る段階です。

鎮火活動・・・?

これだけ盛り上がっても、ネット炎上の炎はいずれ消えるものです。しかし、何もしないでほっておけば、個人情報は流出し放題、一生消えない、さらに事実無根の誹謗中傷まで書かれ、この先の人生「お先真っ暗」的状況が発生することは簡単に想像がつくでしょう。 では炎上をおさめるにはどのようにするか? 答えは非常に簡単。炎上が成立した第1ステージの要素を無くしてしまえば良いのです! まずすべきことは「火種の事件」に対して後処理をすること。そして降り注ぐ燃料を断絶することです。 前回もお話したように、日本人は元来 謝罪されることに弱い生き物ですよね。たとえ根本的に解決していなくても、謝られるとなんとなく満足して許してしまう傾向があるのです。「とりあえず謝る」だけで、70%は鎮火すると言っても過言ではありません。逆に謝罪を拒否すれば、問題解決を行ったとしてもなかなか許されない、なんてことよくありますよね。 もちろん沈下する方法はそれ以外にもあります。書き込み対策や個人特定、検索順位の押し下げなど、多岐にわたる対策であなたの炎上鎮火をサポート致します!まずはお気軽にご相談下さい。

2016.10.14