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FC2の風評被害・誹謗中傷の対策相談窓口①

FC2の風評被害・誹謗中傷の対策相談窓口①

~FC2ブログ大量凍結事件の表と裏~

2015年12月8日から9日にかけて、ある一部のブロガーの間で衝撃が走った。自分が大事に年月をかけて投稿してきたブログが一斉凍結させたからである。凍結されたユーザーからは次々と報告があがったため、管理者であるFC2ブログは、同日9日にトップページにて謝罪文を掲載した。さらに、凍結した3万ブログの凍結を解除して、事態は収まった。

キーワード自動検出システムの誤検出

ある範囲のキーワードを含むブログが一斉に凍結された。FC2ブログは長年問題視されてきた、アダルトコンテンツの撲滅へ踏み出したのだ。凍結によって、アダルト系のブログを投稿していた人はついにきたかと、画面を眺めていたに違いない。しかし、一方で彼らとは違い、なぜ自分のブログが凍結されたか全く見当のついていない人たちもいた。特に目立った内容ではないのに、凍結されたのである。 なぜこのようなことが起きたのか。 FC2ブログがアダルトコンテンツ検出のために使用したのが、キーワード自動検出システムである。こちらにキーワードを指定してそれにより検出されたブログを凍結した。ここだけ聞くとなんでトラブルになるのか、いまいちピンとこない。普通のブログに書かれているようなキーワードがヒットしてしまったのである。一例として「ロリ」というキーワード。ロリとは一般的に、ロリータの略称であり、少女などを意味する。 しかし、今回のケースでは「ロリ」というワードを検出してしまうため、全く関係ない「セロリ」「カロリー」などといったブログが検出されてしまった。キーワード検出システムは完璧ではなく、結果的に凍結したブログをすべて解凍してしまったら、完全撲滅へは黄色信号となってしまった。

管理者がどこまで管理してくれるのか

どのようなブログサイトにも必ず管理者がいる。それが会社なのか個人であるかは関係なく。今回のケースで管理者がどこまで管理しようとしていて管理ができているか否かを露呈する結果になってしまった。FC2ブログは管理しようとしたが、うまくいかなかったことを世間に宣言したようなものなのだから。 実際に自分が何かFC2ブログに何かを書かれたりして、管理者が対応してくれるかどうか不安になると思います。企業様、個人様でこのようなFC2ブログについてお困りでしたら、是非お問合せください。対策の対応などさせていただきます。

2016.04.06