炎上してまったときに焦らずに切り抜ける方法。2ちゃんねるが鍵?
「バズる」という言葉が世間一般に浸透するようになった昨今。
日々インターネット上には新しい話題が投稿され、あるトピックの内容が急激に拡散されることも珍しくなくなりました。
近年では地上波のテレビでもインターネットで話題になった動画や画像などを取り上げることが増え、ネットで見たものを後からテレビで見る、ということも起こるようになりました。
Twitterを始めとしたSNSでも、多くのアクティブユーザーが昼夜問わずアクセスしており、有名人や芸能人も新しい情報を発信しています。
そんなある種インターネットが先陣を切る時代になった今、誰もが被害に合ってもおかしくない問題があります。
それが「炎上」です。
炎上は一瞬で身を滅ぼしてしまう程の大きな問題。非常に身近な脅威とも言えるでしょう。
特に問題なのが巨大掲示板群として名高い「2ちゃんねる」での炎上です。
本記事では誰にでも起こりえる炎上と、2ちゃんねるで炎上することの恐怖をご紹介します。
明日のあなたも被害者に?!炎上とは何か
インターネットにおける炎上とは、大きく話題になることを指します。TwitterやFacebookなどでは「いいね」や「リツイート」で拡散されることで話題性が高まります。しかし厳密に「どの程度話題になれば炎上となるのか」は決まっていません。
「話題になる=炎上」であるため、一般的にはニュースの内容が良くても悪くても多くの人の目に触れることができれば炎上と定義されます。
しかし「炎上した」と言われるケースはほとんどが悪いニュースです。
以前はいわゆる「バイトテロ」のように明らかな違法、あるいは危険な行為を行った人物が炎上することが多かったため、「そのような行為を行わない」「SNSに掲載しない」という方法で防ぐことができました。
ところが近年では、何らかの問題に対しての言及が波紋を呼び、賛否両論を巻き起こすことによって炎上するケースが多くなっています。
そのため以前に比べると、違法行為をしていないのにも関わらず炎上してしまうことが増えました。今は思わぬ形で炎上してしまう危険性が高まっているのです。
なぜ炎上は拡大する?炎上の科学
炎上は基本的に単一のサイトでは起こらず、様々なサイトで広がり、それがサイクルとなって延々と堂々巡りを繰り返すような形になります。
火元となる情報は出所があり、そこでどんどんと話題になっていき、多くの人に知れ渡るようになります。
その情報が2ちゃんねるなどの掲示板サイトに飛び火し、2ちゃんねるまとめサイトやコピーサイトに取り上げられます。その内容がSNSでつぶやかれ、そこで賛否両論が巻き起こる。その情報がメディアサイトで問題をクローズアップすると、更にSNSで議論を呼ぶ。
このような一連の流れが炎上です。各媒体を横断して一つの話題が様々な議論を呼び、炎上が深刻な様相を呈するようになります。
近年では炎上した影響で、開催されていたキャンペーンやイベントなどが中止に追い込まれてしまったり、職を辞してしまう人も多くなってきており、炎上の影響力の強さは年々増しています。
炎上を防ぐことはできるのか?鍵は「2ちゃんねる」?
誰もが炎上するリスクがある現代。それを防ぐことはできるのでしょうか。
結論から言えば、「炎上を防ぐのは非常に困難なこと」になってきています。
センシティブな内容、違法となりえそうな行為をSNSに掲載しない、というのはもちろんですが、それを避けていても炎上してしまう危険性はあります。
SNSであれば、公開する情報を適切にコントロールすることで炎上を未然に防ぐことが可能で、その方法が最も効果的です。しかし、悪意ある人物によっての「晒し」行為があることも近年では増えているため、それでも批判が集中する可能性があります。
もし炎上してしまったらどうするべきなのでしょうか。
当社が考える炎上してしまったときの最善策は「自分を守ること」です。具体的には炎上から逃げることが大切になります。
炎上はSNSが発端になり、それが飛び火して2ちゃんねるに転載されるケースが非常に多いです。2ちゃんねるにまで炎上の被害が広がると、2ちゃんねるのユーザーが該当の情報を更に攻撃します。
そのため、まず自分のSNSが発端となって炎上してしまった場合、すぐにアカウントを削除することが最も効果があると考えられます。そうすることで、炎上している情報が更に拡散されることを防げます。
この手法は近年SNSの中でも最も炎上の多いTwitterでも有効です。
Twitterはアカウントを削除しても、30日以内であれば再度ログインすることで抹消を免れることができます。ユーザー名も変更可能で、外部ツールですが、今まで投稿したツイートも一括で削除できるため、炎上してしまっても1からやり直せます。
炎上に晒され続けていると個人情報が流出してしまったり、さらに被害が大きくなることも多いため、自分が炎上してしまっている、と感じたらすぐにでも逃げるのが得策だと言えます。
特に2ちゃんねるにまで飛び火すると「特定班」と呼ばれるユーザーが炎上した人物の素性を暴き、個人情報やプライベートな情報をばら撒いてしまうことがあります。そういう意味で、炎上の鍵は2ちゃんねるにあります。
しっかりと逃げるタイミングを見極めて、被害を最小限に抑えることだけを意識しましょう。
まとめ
SNSが発達した影響で、誰もが一夜にして有名になれるチャンスが回ってくるようになった現代。夢のような人気者生活を送れる可能性もありますが、やり方を間違えたり、事件に巻き込まれたりすると一瞬で全てが崩れます。
今や中高生も携帯を持ち、SNSで自由に写真やつぶやきを投稿していますが、適切に公開範囲を設定し、不用意な炎上に晒されないようにしましょう。
炎上は身近で誰にでもおこりえる事件です。炎上してしまったときには手遅れな場合もあるため、その前にしっかりと対処法を身に着けておきましょう。
2020.02.20
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