2chに「愛人募集」損害賠償事件
2ちゃんねるサイト・事件
代表取締役の男が家政婦に対し、しつこく性交渉を迫ったり、日常的に性的発言を繰り返したりしていた。家政婦が男に対し、明確に拒絶する態度をとったことで2人の関係性が悪くなっていた。その後、男が家政婦に対して仕事面での注意をしたところ、家政婦の反抗的な態度に男が家政婦を殴った。こういった現状から、家政婦が「男は愛人としての家政婦を募集している」といった内容の書き込みを2ちゃんねるの掲示板に行い、それに伴い著しく社会的地位を下げられたとして、家政婦に対し損害賠償請求を行った。 2ちゃんねるサイトへの書き込みが原因となった事件は他にもある。某大学教授を「2ちゃんねる」上で計33回にわたり執拗に攻撃した同大学の男が名誉棄損罪の疑いで逮捕・起訴され、犯人は懲役1年6月執行猶予3年の判決を下された。こういった執拗な書き込みが行われ、拡散スピードが速いことが2ちゃんねるサイトの大きな特徴である。
2ちゃんねるの実態
2ちゃんねるサイトは一般サイトと異なり、細かく分野ごとに分かれ、あらゆることに対する書き込みが行われているサイトです。大きな特徴として、書き込みのほとんどが匿名で行われており、悪口や煽り、嘘や誤った情報が多く書き込まれる傾向にあります。上記で述べたように、2ちゃんねるの最も怖い点は、多くのコピーサイトが作られ、拡散スピードが速いことです。そこで、2ちゃんねるサイトに誹謗中傷を書かれた際、重要なことは問題に対する早期対応です。
インターネット上の誹謗中傷は犯罪である
インターネット上の誹謗中傷は犯罪です。そんな中、特に誹謗中傷が多く書かれているサイトは「2ちゃんねる」です。しかしインターネットの犯罪は、あまり厳密に処罰されていない現状があります。その原因の一つが警察組織のインターネットに対する無知です。そのため、インターネット上の誹謗中傷について警察に相談しても、まともに取り合ってくれなかった、などという話はよく聞きます。実際全ての警察官がネット上の誹謗中傷に対して十分な知識を持っていません。警察は犯罪と戦う上で重要な味方ですが、警察「だけ」を頼るのでは不十分だといえます。 企業様、個人様で2ちゃんねるついてにお困りでしたら、インターネットの専門家である我々にぜひご相談ください。お力添えさせて頂きます。
2016.09.12