検索結果のキャッシュ（ディスクリプション）対策について

キャッシュ対策とは

インターネット上で「キャッシュ」「キャッシュ対策」は様々な用法をされますが、風評被害においてのキャッシュ対策とはグーグルやヤフーで何かを検索した際に検索結果に表示される簡単な説明文「ディスクリプション」の対策のことを言います。

一般の方には全く馴染みのないキーワードですが、キャッシュ、ディスクリプションはグーグルやその他の検索エンジンがインターネットを探査した結果を表示しています。

キャッシュが表示される仕組みと風評被害の繋がり

そもそもインターネットの仕組みは検索サービスを提供している最大手グーグルが世の中に存在するインターネット上のデータを読み込んでおり、その読み込み結果を検索結果として表示しています。特定のキーワードで検索した際に、その読み込み結果であるインターネット上のデータとキーワードの一致率や重要で優良なサイトは検索結果の最初に表示させるという仕組みになっています。一致率や優良なサイトがそれぞれサイトによって異なるため、検索結果に差が出てくる、という仕組みです。
先ほどグーグルはインターネット上に存在する全てのデータを読み込んでいる、ということについて触れましたが、いくらグーグルが最大手の検索サービスを提供しているサイトであっても、インターネット上には数億以上の大小様々なデータやページがあるので常に最新の情報を読み込んでいる訳ではありません。
サイトによって異なりますが、一定期間前の情報を読み込んでいます。その読み込んだ情報がいわゆる「キャッシュ」や「ディスクリプション」として表示されています。

ここで重要なのがグーグル「一定期間前」の情報を読み込んでいるため、サイトが更新されたグーグルもすぐに自動的に読み込んでくれるわけではない点です。そのため自分でサイトを更新してもグーグルに気づかれないままの状態になることは稀にあります。
一般的な内容を更新したサイトであれば問題ないですが、誹謗中傷や個人情報が漏えいしているサイトのキャッシュが読み込まれないことも起こります。誹謗中傷が掲載されているサイトのキャッシュが対策されないまま表示され続けている状態は、サイトの内容が対策されていないのとほとんど変わらない状態です。
キャッシュが対策されないままの状態が長期化すると、更に炎上する可能性は否定できません。このキャッシュは誰でも見ることができる状態にあるため、誹謗中傷を書き込んだ犯人が閲覧すれば別のサイトに書き込んでしまう可能性は否定できません。そのようなことがあるため、サイトの中身が消えたとしても安心せずに、キャッシュの対策まで素早く対処することが推奨されます。

キャッシュ対策のご依頼は弊社まで

キャッシュの対策はサイトの対策より難易度が低いですが、放置していても解決せず、対応方法も一つ間違えてしまうと放置していると変わらない状況になります。
キャッシュ対策も独りで悩まずプロの対策業者に依頼することが推奨されます。