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爆サイにある迷惑な書き込みを削除したい!警察に依頼できる?

爆サイにある迷惑な書き込みを削除したい!警察に依頼できる?

掲示板サイトの中でも1、2の人気を誇るのが「爆サイ」と呼ばれるサイトです。

その月間ページビュー数はおおよそ9億ビューを誇るとされており、その人気は驚異的といえます。

人気の秘密は、地域に密着したニッチな話題で地元同士のユーザーが交流を図れることです。掲示板サイトであるため、ユーザーが気になった話題にした内容を自由に掲載でき、その話題に対して他のユーザーが思い思いに投稿できるのは魅力の1つと言えるでしょう。

そんな話題の掲示板サイト「爆サイ」ですが、人気のあるサイトであるからこそ問題も多くあります。それゆえ、当社へご相談頂くサイトの中でも群を抜いて、この爆サイに関する内容が多いです。

爆サイは掲示板サイトであるため、内容が自由に書き込み可能であることに加え、地域に密着した情報が集まる特性があります。そのため、個人を特定した情報やその人物に対しての誹謗中傷が集まりやすい側面があります。

そして、自分に関する問題のある書き込みを見つけてしまった人が取る行動の中で最も多いのが「警察への通報」です。しかし、そこで気になるのが「警察は爆サイの対策をしてくれるのかどうか」ということ。

本記事では、警察は爆サイの削除依頼に対応してくれるのか。対応してくれないとしたらどこに依頼すればよいのか解説していきます。

爆サイの削除は警察に依頼できる?


日常で何か困ったことがあったらまず助けを求めるのが警察です。
多くの犯罪や身の回りの困難な出来事に力を貸してくれる力強い味方であることは間違いありません。しかし、爆サイの削除にも協力してくれるのでしょうか。

結論から言うと、インターネットの書き込みに対して警察が動くことはほとんどありません。

特に、多くの方が悩みを抱える自身の誹謗中傷やプライバシーを侵害した情報を削除するように運営者に働きかけることはほぼないといえます。
これには警察ならではの理由があります。

警察は爆サイの削除依頼ができない!どうして?


多くの方が困っている誹謗中傷やプライバシーの侵害は警察では取り扱えない情報です。重要なポイントは「法律の区分」にあります。

そもそも法律には「民事」と「刑事」という区分けが存在します。

刑事事件とは、傷害、窃盗、痴漢などの、いわゆる犯罪行為をしたと疑われる者(被疑者、被告人)について、警察や検察といった国の捜査機関が介入し、その者が犯罪を行ったのかどうか捜査を行い、裁判において刑罰を科すかどうか等について判断を行う手続のことを言います。
引用:https://best-legal.jp/criminal-civil-cases-2011

民事事件とは、貸したお金を返してもらえない、会社から解雇を言い渡された、不倫相手に対して慰謝料を請求したい、などの私人間の一般的なトラブルのことを言います。離婚や相続など、家族間のトラブルについては、特に家事事件と呼びます。
引用:https://best-legal.jp/criminal-civil-cases-2011

警察が取り扱うのは上記の刑事事件のみで、民事事件には「民事不介入」というルールがあるためほとんど取り扱えません。

よく「警察は事件性がないと介入しない」と言われていますが、爆サイに名誉毀損やプライバシー侵害の情報が書き込まれた、ということも事件性がありません。よって、警察が介入できない内容となっています。

警察が取り扱うインターネットの情報ってある?


近年ではサイバー犯罪取締課などが創設されたこともあり、警察でもインターネット上の犯罪取締を強化している側面はあります。しかしそれでも上記のような民事事件には介入できません。

それでは警察はインターネット上のどのような内容を扱うのでしょうか。

犯罪予告

稀にある掲示板に犯罪予告を書き込むことは実際にその事案が発生せず、いたずらに終わっても刑事事件として取り扱われます。
犯罪予告自体は書き込まれた時点で「威力業務妨害」となります。

これは「威力を用いる予告をした時点で業務妨害は成立するので、威力系のデマ情報を流した時点で威力業務妨害は成立する」ためです。

このような書き込みが発覚した時点で、警察は書き込んだ人物の特定を行なったり、実際に予告された場所の警備を強化するなど、その行為を鎮圧するための行動を起こします。

実際に以前「動物園から猛獣が脱走した」というデマがTwitterに投稿されて大きな話題を呼びました。熊本地震が発生したあとに話題となったため大きな混乱を巻き起こしましたが、実際には動物園から脱走した事実はありませんでした。このデマにより、発信者は逮捕されています。

「熊本地震でライオン脱走」Twitterにデマ拡散の男を逮捕 – ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1607/21/news087.html

違法取引

薬物や銃火器、人身売買なども警察が対象とする刑事事件です。
近年では警察の捜査によりほとんど見かけなくなりましたが、違法な取引をにおわせるような書き込みをすることで疑われる可能性があります。

警察に爆サイの削除を依頼できないならどうすればいい?


ここまで実際に発生した、発生しそうな刑事事件を取り扱う警察の範疇について説明しました。
困ったことを相談する身近な存在として頼りがちな警察ですが、上記のような理由により爆サイの削除を依頼しても対応してくれないことがほとんどです。

それでは警察が扱えない民事事件を取り扱うのは、どこでしょうか。

前述した通り、民事事件は事件性のないトラブルの総称で、そのようなトラブルを取り扱うのは「弁護士」です。

弁護士であれば、相談をした時点でその内容が民事事件として取り扱えるかどうかの確認も可能で、そこから削除依頼を行なうこともできます

内容によっては損害賠償のための裁判手続きなども相談できるので、まずは弁護士に相談してみましょう。

まとめ


多くの人が身近に感じている警察ですが、守れる範囲には限りがあります。
民事事件、刑事事件の見分けをつければ、自分が相談するべき機関の判別ができると思いますので、しっかりと困っていることの内容を把握して、相談するところを決めましょう。

当社であれば、現在ご自身で困っている内容が民事なのか刑事なのかをチェックできますので、まずはお気軽にご相談ください。

2020.01.23