ホスラブの投稿で逮捕?!インターネット上の投稿者開示の解決のススメ
インターネットの普及後、利便性が急速に向上した影響でSNSを通じて誰もが簡単に情報を発信できるようになりました。そのため、インターネット上にはさまざまな情報があふれています。
しかし、その情報のなかには他人を咎めるようなネガティブな内容のものもあり、近年、知らないところで自分の悪口がいわれることや、プライベートな情報が掲載されてしまうケースが増加傾向にあります。
「匿名で誹謗中傷をしていれば、身元がバレるようなことはないだろう…」と高を括ってしまうことも多いですが、実際には違います。
相手を特定したうえで誹謗中傷やプライバシーを侵害する情報を投稿した場合、処罰される可能性が高いので注意が必要です。
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特に掲示板サイトは誰もが気軽に投稿でき、かつ地域に密着した情報が掲載されます。そのため、誹謗中傷やプライバシー侵害に発展することが多いです。
そんな掲示板サイトのなかでも現在、当社にはホスラブ(ホストラブ)に関するご相談が急増中。「問題のある内容をホスラブに投稿した人を特定したい」というお問い合わせが多く寄せられています。
ホスラブの投稿者開示の相談はどういうのが多い?
当社にご相談頂くケースとして代表的なものはこちらです。
プライベートな写真の流出
当社のご相談のなかでも特に多いのが「プライベートな写真の流出」です。
これは、炎上の火種になる可能性も高く放置することのできない投稿のひとつといえます。
また、その画像から本人の所在地などがバレてしまう危険性もあるため、速やかな対処が必要です。
源氏名と誹謗中傷する内容
ナイトライフを支える女性たちが最も重要視しているのが、自身の人気度合いにつながる情報です。
ポジティブな内容だったら問題ありませんが、一度ネガティブな内容が掲載されると、それが続いてしまうケースも多いため、こちらの投稿も速やかな対応が必要になります。
源氏名と誹謗中傷する内容が掲載されたことによって自信をなくしてしまい、退職せざるを得ない状態になったり、適応障害など精神的に追い詰められてしまったりする方も少なくありません。
ホスラブの投稿者開示は可能?
ホスラブの投稿者開示は、法的な開示の場合、弁護士が必要です。しかし、投稿者開示には以下の注意点があります。
〇ホスラブ削除の実績があり、ネットに強い弁護士でなければ失敗する
〇投稿されてから3ヶ月以内
〇ホスラブに投稿した本人に通知が行く可能性がある
〇弁護士を利用した法律業務であるため高額な費用が必要
〇特定するのは「投稿者ではなく投稿された場所」
特に4つ目で取り上げた高額な費用を工面できないために、投稿者開示を断念してしまう方が多いです。
また、投稿者開示は特定するまでに非常に長い時間がかかります。その間はずっとプライベートな内容がホスラブに掲載され続けているので、さらに被害が拡大する可能性があります。
投稿者開示に成功すれば投稿者と交渉が可能になり、法的な手続きから加害者に損害賠償を支払わせたりできます。しかし、投稿者開示が完了するまでには非常に長い時間がかかるため、法的よりも技術的に対策することのほうがおすすめです。
当社ではホスラブの投稿に関するご相談を受け付けております。お悩みの際はぜひお問い合わせください。
2019.12.12