mixi対策
mixiとは?
2004年2月に日本のSNSサービスとしてリリースされたのがmixiです。サービス名と同じ株式会社ミクシィが運営しています。
リリース当初mixiが打ち出していたので特徴的だったのは既にmixiに登録しているユーザーから招待されない限り利用登録ができない完全招待制を取っていた点です。この完全招待制を取っていたことで、ユーザー同士が顔見知りという健全なSNSづくりを維持していましたが、その後サービス利用の変化が多数起こり、完全招待制度は廃止され、自由なSNSとなりました。
年々利用者は減少傾向
現在はパソコンでログインするためのPC版mixi、携帯電話やスマートフォンでログインするためのモバイル版が存在していますが、どちらも類似のサービスを提供しています。
mixiサービス開始当初の2005年5月には1万ID、参加人数は100万人程度でしたが、2010年には3900万ID、2000万人のユーザーが登録されていると発表されています。ですが、mixi以外にもTwitterやFacebookなど様々なSNSがある現在、他のSNSに移行したり、度重なるルール改正や各種サービスの統廃合などが起こり、使い勝手が幾度となく変わったりしたことによりmixiをメインで利用するユーザーも徐々に減り放置されたアカウントが多いのもmixiの現在の問題点であると考えられます。
mixiの利用状況は2009年9月頃のアクティブユーザーは約1792万人、そのサイトがどれだけ見られたかの指標である月間ページビューはPC版約45.2億PV、モバイル版114.4億PVと発表されています。
近年ではゲーム業界に参入。
mixiの特徴は様々な機能が利用できるSNSだという点です。日記やコミュニティ参加、写真をまとめるフォト、映画などの批評をするレビュー、各種mixiがリリースしたゲームをプレイできるmixiアプリ、ユーザー同士が個別に送りあえるメッセージなどがあります。
大多数の人がメインで利用している日記機能はブログ感覚で日常の内容を自由に書き込めるのが特徴です。YouTubeやニコニコ動画などの他社サービスも転載できるので、表現の幅が非常に広いのが特徴と、mixiというSNS内のサービスであるため閲覧できる範囲を友人のみ、非公開、全員に公開という3種類に分けることができるので内容によって閲覧させる範囲を自由に設定できるのが大きな特徴です。
mixiコミュニティとはユーザーが自由に「コミュニティ」と呼ばれる集まりに参加し、自由に情報収集や情報交換ができるものです。ユーザーが自由に独自のコミュニティを作成できることからmixi内にはコミュニティが非常に多く存在し、2009年11月現在には360万を超えていたといいます。
ネガティブなコミュニティーによる被害が増加。
SNSはユーザー同士のインターネット上ののサービスであるためどれほど優れたSNSであってもいさかいや問題、誹謗中傷などが発生しやすい環境にありますが、多くの場合このmixiコミュニティで多くの問題が発生しやすいSNSであると考えられます。
例えば、mixiコミュニティにも特定のアーティストのコミュニティというようなポジティブな集まりだけではなく「●●被害者の会」「××を訴えるたい人たちの集まり」などといったネガティブなコミュニティを作成しているユーザーも少なからずいます。ポジティブなコミュニティであってもネガティブな体験をしたユーザーが批判を投稿する場合も多くあります。
また最も注意しなければならないのはユーザー同士のケンカが元となって誹謗中傷や個人情報などをコミュニティに掲載された場合です。個人情報の公開は個人に直接、かつ短時間で被害が及ぶ可能性が高いため、早めに対処しなければなりません。
以前より活気がなくなったmixiではありますが、そのサービスは今でも継続しているため個人や法人の誹謗中傷が掲載される可能性は低くありません。むしろ、誹謗中傷を行うユーザーはより見つかり辛い場所で誹謗中傷を行う可能性もあるためmixiのように一般的に人目に付きづらいサービスに投稿する可能性は非常に高いと思います。
mixi被害に気づきましたら、まずはご相談ください。
誹謗中傷は被害にあったら最初の対処が非常に重要です。ですがSNSでの問題は自分で対処しようとすると書き込んだユーザーが逆上して更に被害が拡大する可能性があります。
そうならないためにも対処はプロに任せた方が早期、完全解決を依頼するのが推奨されます。